色々なバージョンが楽しめる！リメイク＆リブートされたアクションドラマおすすめ8選（海外編）｜アクションドラマコラム｜アクションチャンネル～日本唯一のアクション海外ドラマ専門チャンネル～（旧ＡＸＮ）

2024/02/17

色々なバージョンが楽しめる！リメイク＆リブートされたアクションドラマおすすめ8選（海外編）

過去に映像化した人気映画やドラマを新しいキャストや脚本でリメイクしたり、オリジナルに関連づけつつ設定などを変更してリブートする作品・企画が続々と登場しています。リメイクやリブートが多いのは、「面白いオリジナルが作れないから」「ネタ切れだから」というネガティブな声もありますが、新しく生まれ変わってヒットを飛ばす作品も多く存在しています。リメイク＆リブート作品でオリジナルを知るという世代も多くいるはず。今回は、リメイク＆リブートされたアクションドラマの中からおすすめの8本をご紹介します。

リメイク＆リブートされたアクションドラマおすすめ8選（海外編）

『ハドソン＆レックス～セントジョンズ警察シェパード犬刑事』

1994年にオーストリアで放送が開始した『レックス～ウィーン警察シェパード犬刑事～』のカナダ版。『レックス』シリーズはこのカナダ版のほかにも、ポーランド、ポルトガル、スロバキアなど世界中でリメイクされた世界的大ヒットシリーズ。警察×シェパード犬のバディが事件を解決していくという軸は変わらず、それぞれの国を舞台に、個性豊かな警察とシェパード犬が活躍します。

カナダ版の舞台はカナダ最東端の港町セントジョンズ。主人公は重大犯罪課のハドソン刑事と愛らしくて頼もしい相棒のレックスコンビ。本国カナダではシーズン6まで放送が決定している大ヒットシリーズです。オリジナル版の誕生から30年を経ているため、カナダ版ではハドソン刑事、レックスの背景や出会いのエピソードを踏襲しつつ、現代のカナダに合う形で描かれています。世界的大ヒットを記録している理由は、それぞれの時代、国に合った描き方で、まずはしっかり国内で人気を得ているから。ひとつシリーズを観ると、他の国のバージョンも観たくなる魅力たっぷりのシリーズです。

番組情報：『ハドソン＆レックス～セントジョンズ警察シェパード犬刑事』アクションチャンネルにて放送中

『私立探偵マグナム』

オリジナルは1980年代に大ヒットしたトム・セレック主演のテレビドラマ『私立探偵マグナム』。現代版にアップデートした本作で主人公トーマス・マグナムを演じるのはジェイ・ヘルナンデス。アフガニスタンから帰還したのちにハワイで私立探偵として新たなキャリアをスタートさせた元ネイビーシールズ（米海軍特殊部隊）で、トレードマークの赤のフェラーリを乗り回し、元軍人仲間とともに、数々の難事件に挑んでいきます。

米CBSでシーズン4まで放送されたのち、米NBCに引き継がれシーズン5を放送。しかし、残念ながらシーズン6への更新はならずという結果に。シリーズのファンには寂しい結果になりましたが、このシリーズ一話完結なのでどこから観ても楽しめるというのもおすすめポイント。さらに1話40分程度なのでサクサク観れるのもうれしい。何より、マグナムのノリが良い（ちょっと軽めな）ので、長いシリーズでも気軽に楽しめます。ちょっとハワイの空気を感じたいなというときにもおすすめです。

番組情報：『私立探偵マグナム』アクションチャンネルにて放送

※最新シーズンのシーズン5をアクションチャンネルで3月に放送。

『S.W.A.T.』

本作はオリジナルドラマをリメイクした映画のリブート版ドラマです。オリジナルのドラマは1975年から1976年まで全2シーズンが放送されたドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』。警察では手に追えない凶悪犯罪を特別チームS.W.A.T.が解決する姿を描くアクション・シリーズです。その後2003年にサミュエル・L・ジャクソン＆コリン・ファレル主演で『S.W.A.T.』として映画化。その映画をリブートしてドラマ化したのが本作になります。舞台は現代のロサンゼルス。人種も階層も様々な大都市で犯罪率も高い場所ですが、強靭で優秀なリーダー、ホンド率いるロサンゼルス市警察所属の特殊武装戦術部隊、S.W.A.T.チームが、強盗、テロリズム、刑務所暴動、麻薬取引、ギャング抗争といった凶悪事件に挑んでいきます。

ホンドー役はドラマ『クリミナル・マインド』デレク・モーガン役のシェマー・ムーア。弱き者の気持ちを汲めるハートを持つヒーローを熱演し人気を不動のものに。シーズン7まで更新されている超人気シリーズ。映画ではコリン・ファレル演じるストリートとサミュエル・L・ジャクソン演じるホンドーの二人をメインに描いていましたが、リブート版ではホンドーを軸にストーリーが展開していきます。また、映画ではホンドーがチームメンバーを選びS.W.A.T.チームを作り上げていきますが、ドラマではホンドーがS.W.A.T.チームの新リーダーとなり、そこに新人隊員ストリートがやってくるという設定。チームを作るのとすでにあるチームに入っていくのとでは、人間関係の描かれ方も変わってくるので、そのあたりの違いも楽しんでみてはいかがでしょうか。

番組情報：『S.W.A.T.』アクションチャンネルにて放送中

『刑事ファルコ　失われた22年』

頭に銃弾を受け、22年も昏睡状態にあった刑事が目覚め、失われた人生を取り戻すため犯罪捜査に復帰。若き相棒と事件解決に奔走する姿を描くスリルと感動の大ヒットアクションシリーズ。ドイツで放送されたテレビシリーズをリメイクしたフランス版ではシーズン4まで制作され大ヒット。日本でも唐沢寿明×窪田正孝のコンビでドラマ『THE LAST COP／ラストコップ』としてリメイク。さらに映画『ラストコップ THE MOVIE』(17)も製作される人気作に。日本版では主人公の刑事は30年の昏睡状態に陥っていた…という設定で、若手刑事とのジェネレーションギャップをコミカルに描く、ギャグテイストもふんだんに盛り込まれた作品に。

22年の眠りから覚めたばかりとは思えないスピーディーでスタイリッシュなアクションに注目。見どころは主人公アレックス・ファルコ役のπサガモア・ステヴナンの切ない表情。シーズン1は全6話。最終話が衝撃的な終わり方で、すぐに続きが観たくなります。

番組情報：『刑事ファルコ　失われた22年』アクションチャンネルにて放送中

『HAWAII-FIVE-0』

1968放送のテレビドラマ『ハワイ5-0』のリメイク版で、2010年にシーズン1がスタート。シーズン10（全240エピソード）まで続く大ヒットシリーズとなりました。本作の企画・制作総指揮を務めヒットメーカーとなったプロデューサーのピーター・M・レンコフは、『私立探偵マグナム』、『MACGYVER マクガイバー』といった往年のテレビドラマのリメイクを手がけていますが、「有毒な労働環境を築いた」として解雇され、『私立探偵マグナム』はエリック・グッゲンハイム、『MACGYVER マクガイバー』はモニカ・メイサーにショーランナーを引き継いでいます。

制作スタッフが同じということで、『私立探偵マグナム』、『MACGYVER マクガイバー』とのクロスオーバーもファンが楽しめるポイント。さらに本作は『NCIS:LA ～極秘潜入捜査班』ともクロスオーバーをしているので、他作品との絡みも楽しめます。特に、本作と『私立探偵マグナム』の舞台はハワイなのでクロスオーバーもとてもリアル。ハワイには二つの世界観が実際に存在するかも？！なんて錯覚にも陥ってしまいます。アレックス・オロックリン演じるスティーヴ、スコット・カーン演じるダニー、この二人のやりとりはずっと観ていられる面白さ！

番組情報：『HAWAII-FIVE-0』アクションチャンネルにて3月放送予定

『NIKITA/ニキータ.』

価格：6,788円（税込）
発売・販売元：ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント
© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

人気作は繰り返しリブート、リメイクされるもの。『NIKITA/ニキータ』もそのひとつです。オリジナルはリュック・ベッソン監督のフランス映画『ニキータ』(90)。政府の秘密組織により暗殺者として養成されたニキータの孤独な戦いを描いたサスペンス・アクションです。ヒロイン・ニキータを演じたのはリュック・ベンソン監督の当時の妻アンヌ・パリロー。この作品でリュック・ベンソン監督の人気は世界に広がっていきます。それを証明するかのように、本作はブリジット・フォンダを主演に迎え『アサシン／暗・殺・者』（93）としてアメリカでリメイクされます。オリジナルにほぼ忠実にリメイクされた本作の評判はいまいち。オリジナルにどこまで近づけるか、どこを変化をつけるのか、調整の難しさを実感する作品のひとつです。実は、アメリカでリメイクされる前に香港でも映画『BLACK CAT／黒い女豹』(91)としてリメイク映画が誕生しています。

さらに5シーズン続いたヒット作テレビドラマ『ニキータ1997』を挟み、オリジナルの3年後を描く本作が登場。本作のニキータはマギーQが演じ、アジア系のニキータが誕生。クールなアクションを繰り広げ、これまで描かれてきた『ニキータ』の“いいとこ取り”をした良作のリメイクドラマに仕上げています。往年の人気作をリメイクというパターンが増えている昨今ですが、『ニキータ』は誕生から20年の間に実に4度も映画やドラマでリメイクされています。オリジナルの人気の高さがうかがえるエピソードです。

『TAXI ブルックリン』

こちらもリュック・ベッソン監督作がオリジナルです。映画『TAXi』シリーズをドラマ化した本作では、運転オンチの刑事キャットと、故郷フランスから離れて暮らす陽気な凄腕タクシードライバーのレオがバディとなり、殺人や強盗、ドラッグ売買などNYのブルックリンで巻き起こる凶悪な事件に挑みます。事件の解決も気になるけれど、ブルックリンの風景が楽しめるのもポイント。美しい街並みからスラム街までスイスイとTAXIが駆け抜けていく姿は実に総会！　オリジナル版のようなド派手なカーアクションは登場しないけれど、スピード感のある映像でブルックリンの美しい街並みをスタイリッシュに堪能できます。

主人公二人の掛け合いも面白かったのですが、シーズン2の発表はなし。ちょっともったいない終わり方だったためか、「続きが観たい！」という気持ちに駆られます。

番組情報：『TAXI ブルックリン』アクションチャンネルにて3月放送予定

『イコライザー』

オリジナルは1985年から1989年にかけて放送されたドラマ『ザ・シークレット・ハンター』。これをリメイクしたのがデンゼル・ワシントン主演で映画化した『イコライザー』シリーズ。オリジナルではネクタイにスーツ、コートを羽織り、知的でクールな雰囲気だったエドワード・ウッドワード演じる主人公のロバート・マッコールは、映画版でワイルドに生まれ変わりました。素顔はCIAの元特殊工作員だけど、ホームセンターの店員（2作目では運転手に！）のマッコール。静かに佇むマッコールは怒らせたら最後。一瞬で殺し屋としてのスキルを発揮する殺人マシンへと変貌します。素早く鮮やかに相手をぶちのめす。そんな主人公ロバートがドラマ『イコライザー』では女性ロビンに変わります。

主人公ロビンを演じるのはクィーン・ラティファ。ロビンも元CIAで今は穏やかな暮らしをしている…という設定です。オリジナル、映画と大きく違うところはシングルマザーであること。また、目にも止まらぬ鮮やかな殺しのスキルを見せたロバートと違い、爽快感のあるアクションシーンを繰り広げます。さらに、映画版のロバートは一匹狼で、周囲との関わりを持たないイメージが強かったのですが、ロビンには仲間たちのサポートがあり。子どもの前で見せる姿と悪者をやっつける姿とのギャップにもヒーロー感があってワクワクを掻き立てます。基本的には1話完結ですが、シーズンを通してニューヨーク市警の刑事ダンテが謎に包まれた“イコライザーを追う”姿も描かれ、“続けて観たくなる”楽しみもたっぷりと含まれている良作です。

番組情報：『イコライザー』アクションチャンネルにて放送中

●3月、最終回直前！「イコライザー」一挙放送

■字幕版
シーズン1：3/2（土）昼12:00から全10話一挙放送
シーズン2：3/16（土）昼12:00から第1～11話一挙放送
シーズン2：3/17（日）昼12:00から第12～18話（終）一挙放送
シーズン3：3/23（土）昼12:00から第1～10話キャッチアップ放送
シーズン3：3/24（日）昼12:00から第11～17話キャッチアップ放送
★シーズン3 最終回（第18話）：3/28（木）夜11:00

詳細はこちらから！
https://www.axn.co.jp/programs/equalizer/howtowatch/

まとめ

オリジナルに思い入れがあるほど、リメイク、リブートには手が出せないなんて声も少なくありません。逆にリメイク、リブート作品からオリジナルを知るというケースも。良作もたくさん作られているので、食わず嫌いはもったいない！　お気に入りのバージョンを見つけて、作品の元ネタを存分に楽しんでみてください。

（文：タナカシノブ）

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欧米を中心に世界中から厳選したアクションドラマを24時間オンエアしている日本唯一のアクション海外ドラマ専門チャンネル！全米で絶大な人気を誇る「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D.」「シカゴ・メッド」のシリーズ3部作の他、「イコライザー」「私立探偵マグナム」など最新の海外ドラマを独占でお届け！さらに、「ルーキーブルー」「コバート・アフェア」「クローザー」「MAJOR CRIMES ～重大犯罪課」「コールドケース」などのメガヒット海外ドラマを豊富にラインナップ！スカッと気持ちを晴れやかにし、奮い立たせる、刺激溢れるドラマとの出会いをお届けします。

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