「ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事」の新シーズン日本初上陸を記念して、10月23日(木)に、東京・両国のAHBASEにてシーズン7第1話の特別先行試写会が開催されました。今回のイベントは愛犬の同伴OKということで、もふもふのお客さんもご来場!後半にはペット専門の写真家小川晃代さんをゲストに招いての撮影レッスンも行われました。動物たちへの愛に溢れた今回のイベントの様子をお届けします!
シェパード犬のレックスが人間の相棒と共に凶悪犯罪に立ち向かう「レックス」シリーズ。1994年にオーストリアで放送がスタートした「レックス~ウィーン警察シェパード犬刑事~」は、放送から30年以上経った今なお世界中の人々に愛される名作で、120以上の国と地域で展開、7カ国でスピンオフ・リメイクが制作・展開されたまさにレジェンド“ワンコ”シリーズ!
本作はその後世界各国でリメイクされており、アクションチャンネルでもローマを舞台にしたイタリア版リメイクの「ロレンツォ&レックス」「ダヴィデ&レックス」「マルコ&レックス」や、イタリアとオーストリアの国境付近に位置する南チロルを舞台にした「アンドレアス&レックス」が放送されていますね。今回ご紹介する「ハドン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事」はカナダ版リメイクとなります。世界各国の犬好きを魅了してきた愛すべき最強のもふもふ犬レックスが、カナダの港町セントジョンズを舞台に、重大犯罪課のチャーリー・ハドソン刑事と共に難事件に立ち向かうグローバル・ヒットシリーズです。

<受付の看板が気になるワンちゃん>
波止場に近い一軒の民家で、トレーニング中だった若い男性が死亡する事件が発生。トレーニング中の事故にも思われたが、チャーリーは被害者の恋人から事情を聞くうちに、男性の死を望む怪しい人物が複数いる可能性に気が付きます。レックスの活躍で少しずつ事件の手がかりが見つかる中、事態は思わぬ方向に向かい…?
シーズン7第1話では、レックスが大活躍するシーンが盛りだくさんでした。自慢の聴覚で電子音を聞きつけ、嗅覚で容疑者の手がかりを探し、人間は到底入れない狭い空間にも果敢に挑んでいきます。もちろん、人間の仲間たちも変わらずレックスの頼もしい味方になってくれています。
チャーリーとサラは二人(ともちろんレックス)だけで一週間の休暇を過ごしたばかり。二人からいい報告が聞けるのではないかと、なぜかジェシーが一番浮かれてそわそわしっぱなしという状況に、ジョーも思わず引き気味にたしなめることに。もしかしたら視聴者の皆さんの中にも、「この二人の仲はもう少し進展しないのかしら…」と落ち着かない方がいらっしゃるかもしれませんが、いい意味でいつも通りのメンバーの様子を楽しめる第1話だと思います。

<会場AHBASEのワンちゃん用フォトスポットにも、レックスが出現!>
イベント後半では、ペットを専門とする写真家であるペトグラファーの小川晃代さんがゲストとして登場!ミニトークショーと撮影レッスンが行われました。
「(とあるシーンでの)レックスの演技力と、それを追うカメラワークがとても見事で、私もハラハラしながら観ていました」と、さっそく第一話の感想を共有してくれた小川さん。動物を被写体に撮影するプロとして、さらにはトレーナーとしての資格も持つ彼女の目線から、レックスの自然な魅力を引き出す撮影技術や、レックス役のディーゼルちゃんと現地スタッフさんとの強固な信頼関係についてもお話がありました。ここからは、これまで二万頭以上のペットの撮影を行ってきたプロのペトグラファー小川さんによる、撮影レッスンがスタート!

<なんとトレーナーの資格も持っている小川さん>
ところで皆さん、動物の写真を撮ったことはあるでしょうか?愛するペットでも、動物園や水族館でも、はたまたアニマルカフェでもよいのですが、撮影しようとカメラを起動してままならない思いをしたことのある方は少なくないはずです。かくいう筆者も、歴代の犬や猫たちを幾度となくカメラに収めようとし、敗北してきた経験があります。
インターネットに流れてくる素敵なペットの写真たち。あんな良い写真を撮ってみたいと思うものの、写真フォルダには、元気の良さの名残しか伝わらないブレブレの生き物(?)を激写した写真か、いつでも同じ丸まった姿で眠りこけるアンモナイトか、いままさに旨いものをもらったばかりの歯がむき出しの恐怖の瞬間があふれるばかり…。お医者さんに見せる健康記録以外には使えなさそうな写真フォルダを抱え、ついでに頭も抱えていた筆者にとって、小川さんの写真テクニックは目からウロコなものばかりでした。ここではその素晴らしいレッスン内容の中から、ほんの一部をご紹介します。

<小川さんの掛け声でお座りするお利口なワンちゃん>
まずはありとあらゆる写真で使えるテクニックとして、光の差し込み方を意識することを教えてくれた小川さん。光には被写体の正面からまんべんなく光が当たる「順光」、被写体の斜め横から光が当たる「斜光」、被写体の後ろから光が当たる「逆光」があります。被写体の立体感や質感、色をどのように表現するかに大きく関わる重要なテーマであり、光を工夫することで同じ構図の写真でも動物や料理、花などの被写体の魅力をより引き出すことができるそうです。日常のさりげないシーンでも光の向きを意識すると、何気ない瞬間でもシャッターチャンスになりそうですね。

<レックスと記念撮影するワンちゃん>
携帯を構えて写メ(まだ通じますよね?)をしていた世代からすると、カメラの向きとは古今東西固定されているものだとばかり思っていたのですが、時代は令和。カメラの向きも高さも自由でいいんです。小川さんいわく、いつも決まった構図になりがちな写真も、カメラの高さを工夫することで一気に臨場感を出すことができるそう。
中でも筆者が最も驚いたのが、スマホをひっくり返して持てば、腕の高さはそのままに視線を低くした写真を撮れるというテクニック。猫に合わせて地面と仲良しになっていた己の姿を思い出し、思わず開いた口がふさがりませんでした。もう外でも膝を芝生まみれにすることなく、下から見上げる愛犬の写真を撮れるかもしれませんので、ぜひ皆さんもお試しあれ。

<レックスと記念撮影するワンちゃん>
皆さんはカメラの設定を触ってみたことはあるでしょうか?基本的にどんな機械の設定も、デフォルトのままで生涯付き合っていくスタイルの筆者なのですが(何かあった時に戻せないのが恐ろしすぎるので)、今回のイベントで初めてスマホの設定から「カメラ」の項目を訪れてみました。
カメラにグリッド線を表示させることができるって皆さんご存じでしたか?もちろん私は知りませんでした。写真の構図を考えるときにも使えるテクニックで、特に屋外での撮影で、風景と被写体を両方収めたいときに便利な機能だそうです。バランスを意識して、全体の構図を自分でイメージし始めると芸術は一気に面白くなりますが、写真を一層楽しむためにも一度は触ってみてほしい機能の一つです。合言葉は、「設定」から「カメラ」ですよ!

<レックスの看板と一緒に写るワンちゃん>
「写真とるよ、こっち向いて笑って!」と言えばパシャリとできる人間と違い、動物を相手にした瞬間に写真の難易度は急上昇します。会場のお客さんからも、「イベントなどのフォトスポットで記念写真を撮りたいけれど、あまり持ち時間もないときに、どうしたらかわいい写真をパッと撮れるか」という切実なお悩み相談が。しかしそこは数多くの動物のベストショットをカメラに収めてきた小川さん。一瞬でペットの注目をこちらに向けることができるマル秘テクニックを伝授してくれました!
まずは猫じゃらし。ワンちゃんにはあまりなじみのないおもちゃですが、だからこそ棒を動かすことによる独特の動きと、羽や毛玉の装飾はワンちゃんの注目を集めることに大いに役立つそう。会場でも、小川さんがサッと猫じゃらしを取り出した瞬間にその場にいたワンちゃんたちの視線を独り占めにしました。ねこじゃらし、恐るべし…。

<猫じゃらしに夢中なワンちゃん>
さらにもう一つ、どんなワンちゃんでも一気に本来の可愛さを爆発させる魔法の構図、「首かしげ」についてもアドバイスが。ワンちゃんは聞きなれない音を耳にしたとき、首をかしげることがよくあります。ドラマの中でもレックスが首をかしげるキュートな姿が登場しますよね。会場で小川さんが不思議な音を出した瞬間に、ワンちゃんたちが再び一斉に視線を向けました。
一体全体どうやって出した音なのか全く分かりませんでしたが、あの光景を見たときに筆者の脳裏には、かつて犬と暮らしていたころのことがよぎっていました。その日私が気分はよくて鼻歌を歌っていたのですが、昼寝をしていたはずの犬がいつのまにか私の真横にきて首を傾げていたんですよね。可愛い姿だったので気にもしていませんでしたが、もしかして「変な音を出しやがって、なんだコイツは」とでも思われていたのかもしれません…。

<ワンちゃん同士や飼い主さんとの交流も>
小川さんの撮影講座はあまりにも有益すぎて、ほかの参加者の皆さんと共にかなり熱中して聞いておりました。スマホを新調するたびにカメラが増えていくのを、「また目が増えたんだな…」程度にしか考えていなかった筆者ですが、少し意識を変えるだけでぐっと写真のクオリティを引き上げる簡単テクニックから、自宅でできるフォトスタジオのアイデアまで、非常に幅広い知識を共有してもらった講座となりました。
ペットとは、いろんな縁を経てあなたと一緒にいることを選んでくれた大切な家族です。一度しかこない瞬間の連続が人生ですが、素敵な写真で残せたら後で見返したときにきっと幸せな気分になれると思います。テクニックを知ると、「今度はこんな写真を撮ってみようかな」とか、「今この光の角度はいい写真が撮れそう!」だとか、より周囲の環境にも意識が向いて、楽しみが広がるかもしれません。良いカメラが付いた機械をほとんどの人が持ち歩いている素敵な時代に生きていますから、使いこなせばより一層素敵な思い出を残せそうですよね。
今回は、「ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事」の新シーズン第1話特別先行試写会&撮影レッスンのイベントレポートをお届けしました!新シーズンでも、愛すべきもふもふレックスの活躍が盛りだくさんですので、ぜひ11月の放送もお楽しみに!
(文:うりまる)
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ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事(シーズン7・全8話)
字幕版:11/3(月・祝)午前10:00から全8話一挙放送
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【犬の日】シーズン4~6 3日間ぶっ通し一挙放送!
ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事(シーズン4~6・全52話)
字幕版:11/1(土)午前10:00スタート ※11/1~3で一挙放送
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「おいでよ!#レックスの部屋」とは?
賢くて勇敢、そして愛らしい「レックス」の魅力がたっぷりつまった特設ページ。
「レックス」シリーズの誕生とこれまでの歩み、世界各国で制作されたリメイク版やスピンオフ作品の情報を掲載。さらに動画や未公開写真、レックスと一緒に遊べる特別コンテンツも充実!
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