シーズン2の見どころ
■現実と非現実を融合した秀逸な世界観!!

企画・製作総指揮を務めるサム・エスメイルが、アラブ諸国で起こった民主化運動“アラブの春”に影響を受けたと公言しているとおり、「MR.ROBOT / ミスター・ロボット」には、“Occupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ)”や“アノニマス”など、昨今の出来事を彷彿させるシーンが多数登場。オバマ元大統領など、実在の人物の映像も度々用いられている。
そんな本作で描かれてきた世界最大のコングロマリット E・コープへのサイバー攻撃(金融データの破壊)は、まさに“革命” と呼べる出来事。それから1ヵ月後という設定で始まるシーズン2で、主人公エリオットは、自分の中に抱えるミスター・ロボットとあらゆる幻覚に翻弄されながら“革命”の真実を見出していく。
インターネットや幻覚、そして世界情勢を巧みに融合させた本作。その中でも、エリオットと視聴者の想像をはるかに超える展開が次々に起こるシーズン2は、まさに必見のシーズンだ!
■残された謎の行方、そして新たな脅威…。前シーズン以上に刺激的なストーリー!

エリオットと一緒にいたはずのタイレルの行方と安否、そして、E・コープのCEOプライスとも繋がる中国系ハッカー集団ダーク・アーミーのリーダー、ホワイトローズの正体など…。シーズン2では、それらの謎が次の展開を見せる一方、エリオットたちは一層スリリングな状況に追い込まれていく!
ミスター・ロボットの存在にもがき苦しむエリオットだが、その彼に、“謎の男レイ”が接近。エリオットがハッキングをしていたことを知るレイとは一体何者なのか…?さらには、新生f・ソサエティを率いるダーリーンと、図らずも5/9攻撃に関与しながらE・コープへ入社したアンジェラ。その2人に、FBIの凄腕ドミニク・ディピエッロ捜査官が迫る!
■主人公エリオットの幻覚はさらに独創的に!あのファミリードラマの再現シーンが登場!!

斬新かつ独創的で、これまでに多くの視聴者を魅了してきたエリオットの幻覚シーン。その中でも特にユニークな演出が、シーズン2第6話「マスタースレーブ」に登場!まさかの、あの「アルフ」のパロディだ。「アルフ」といえば、日本でもNHK教育テレビで放送され大人気のアメリカンファミリードラマ。その登場人物である1980年代の一般的な家族を、エリオットとミスター・ロボット、そしてダーリーンたちが再現。さらには、宇宙人アルフとも競演する!? 冒頭から約17分間、ブラックユーモア満載だが、コミカルなシーンは本作では貴重!一見の価値アリ!!