株式会社AXNエンタテインメント

番組審議会

開催年月日 2025年(令和7年)5月23日
開催場所 株式会社AXNエンタテインメント 恵比寿オフィス会議室
出席者 重村一、明智惠子、内山隆、大宅映子、中山雅葉子、脇田直枝(計6名)
審議番組 「SOKO:リンツ特別捜査班」
放送日程 字幕版:4/5(土)夕方5:00スタート 2週連続一挙放送
(4/5:7話連続、4/12:6話連続)
番組内容 「SOKO」(読み:ゾーコ)とは、ドイツの公共放送局ZDFとオーストリアの公共放送局ORFで長年愛されている大人気クライムドラマシリーズ。
2020年まで42年間も続いたミュンヘンが舞台のオリジナル版が1978年に始まると、ライプツィヒ、ケルン、ウィーン、ポツダムなど、ドイツとオーストリアの様々な都市を舞台にしたスピンオフが続々と制作された。現在までに放送されたスピンオフは10作品を超え、今回放送したオーストリアのリンツ編は、2022年に制作された最も新しいシリーズとなる。

タイトルの「SOKO」とは、ドイツ語で「特別捜査班」を意味する“Sonderkommission”の略語。その名の通り、様々な才能が集結した5人のメンバーで構成された特別捜査班が、抜群のチームワークで難事件を解決していくクライムドラマ。
審議概要

各委員からのご意見まとめ

  • ドイツ語のアクセントが強く、字幕があまり入ってこなかった。また、字幕の訳が会話体になっていないので感情移入ができなかった。字幕の工夫をした方が良いと感じた。
  • 陰惨な描写がないので家族で安心して見られるドラマ。
  • リンツという場所に対する印象が無く、一般に受けるのか疑問だった。
  • ドラマの作り方やシナリオはよく練られており、物語の進行に違和感はなかったが、キャラクターに強烈な個性を与えていないチームものは訴求力がない。
  • アクションチャンネルには、少し(数分)見逃しても続きから見られるくらいの、考えずに気楽に見られる作品を求めている。(今回の作品はそれにあたらない)
  • 画面が暗い。ヨーロッパの作品はそもそも映像が暗いが、今回は特に暗かった。場面転換で視覚的な変化がなく、ずっと取調室のイメージ。

以上